最強のパワースポット、壽都神社

こんばんは。小西正尚です。
今日は壽都神社をご紹介します。

壽都神社【壽の都の神の社】

小西正尚撮影の寿都神社の鳥居からのぞく参道の写真

寿都=寿(ことぶき)の都(みやこ)」という名前自体が大変縁起が良い町です。
その町の中心にある神社ですから、大変御利益があることでしょう。
〔御神徳〕
陸上海上交通安全、国家安泰、財運増大、緒芸上達、延命長寿、漁業・農業・緒産業隆昌、災難除け守護・・・

数多の御利益を求めて各地から参拝客が訪れて居ます。
その名の通り、大変運気が向上した方も沢山いらっしゃる様です。

日本一縁起の良い名前の神社?
強力なパワースポット壽都神社に御参り、もしくはお祓いをして頂いては如何でしょうか?

参道は、春は桜の名所にもなっています。

壽都神社の歴史

寿都町は開基351年目。
壽都神社は御創祀 391年。
令和10年に御創祀400年の節目を迎える北海道でも有数の歴史を重ねた神社です。
寛永4年、筑紫の国の船が寿都湾で座礁して船は大破、しかし乗組員は全員無事であったことに感謝をして、船内に祀っていた弁天神を奉納したことが始まりだそうです。

こちらは、明治11年5月2日の函館新聞の記事です。

此頃後志國壽都郡の村々で、鰊漁の祈祷参りとて中歌村にある弁天の神輿を艀に載せ外に数艘の小船に旗や吹流しを押し立て同社の前濱より漕出し方々乗り廻した有様質に見物であつたと給聞面まで添て報知ありました。

「この頃、後志国の寿都郡の村々で、ニシン漁の祈祷参りとして中歌村(寿都中心部)にある弁天(壽都神社)の神輿を艀(はしけ)に乗せて、外に数隻の小舟に旗や吹き流しを立てて、同社(神社)の前浜から漕ぎ出して、方々を乗り回した様子は実にも見事であった」

明治11年5月2日 例大祭海上渡御の記事 函館新聞

また、参道を入って左手に奉納されている爪の折れた錨は、明治31年に奉納されたものです。

「明治三十一年三月二十一日
午前二時 島根県石見国※摩郡大濱村字古浜沖にて暴風大難に逢い既に沈没せんとす。船員一同惟一心に金比羅大神を祈り、此の錨にて船体を全うす。因って報恩のため之を奉納す」

明治三十一年四月二十二日 久政丸船首(寿都)畑 久平

壽都神社の神輿


明治21年に製作された神輿は、平成20年に全修復され、現在では輝かしい姿になっております。
全面総金具に覆われており、四方の鳥居が二段ずつになった造りは全国的にも珍しく、北海道では殆ど例が見られない」と記載がある通り、大変価値の高い神輿のようです。

この神輿が町中を練り歩くのは年に1度です。
壽都神社例大祭は、現在では毎年7月の第3週前の土曜日・日曜日に開催されています。
行列が2日間かけて町中を練り歩きます。町を上げての一大イベントです。
お祭りはとても盛大で、その日を目掛けて帰省する人や、寿都の祭りを体感した転勤族もワザワザ来てくれます。
皆様も是非見学に来られて下さい。
そして、壽の都の神の社に鎮座まします神々の御利益を御存分に頂き、運気の向上を願ってみてはいかがでしょうか?

http://www.town.suttu.lg.jp/tourism/detail.php?id=48

北海道の神社情報

北海道神社庁のウェブサイトでは道内の神社の情報を調べることができます。
寿都町にも壽都神社の他に数多くの神社がありますので、ぜひチェックしてみてください。

https://hokkaidojinjacho.jp/寿都神社/

小西正尚が撮影した寿都神社の外観写真
壽都神社 小西正尚撮影